2009-04-15
インソン君と松の木
インソン君が寅成君子ファンミーティングで歌った《松の木》に関することを、先送りにしていてすっかり遅くなりましたが、以下に書いてみました。
未だUPしていなかった君子ファンミで歌うインソン君ですが、前半はソン・シギョンシの《二人》で後半が《松の木》、どちらも泣けてしまいます。
バービー・キムシの歌う《松の木》についてはもう周知のことと思いますが、韓国リメイク版《白い巨塔》のOSTの中の一曲で、シューベルトの『冬の旅』の中の《樅の木》のメロディーをサビの部分に組み込んだ、しっとりとした雰囲気のある楽曲ですね。
音楽全般が好きですので、バービーシのベストアルバムを日本にはなかったため韓国に注文したのですが、お見送りの韓国から帰国しましたら届いておりました。
<SPECIAL ALBUM♥BOBBY KIM...>
そして全くの偶然で驚いたのですが、インソン君入隊の御姿がいちばん大きく載せられていた4月7日の‘SPORTS WORLD’誌に、別のページにですが、バービー・キムシの経歴などが紹介されておりました。
レゲエバンドで出発、ラップ歌手としても活動した後ユン・ミレシのお世話になり、苦労して今の座を得たそうですが、こういう新聞記事がすらすら読めるようになったら楽しいでしょうね(と言いつつ当節日本の新聞を読むことが少なくなりました)。
ところで《松の木》という歌を年頭に置いて(というほどでもないですけれど)、この度韓国に行ってつくづく思ったのは、韓国は本当に‘松の木’の国だということです。
空港に降り立つやもう松の木があちこちに・・・韓国では松の並木、松の林、松の山や点在する松の木がどこにでもあり、庭木としても好まれて松の木の植林も行われていたり、晋州に南下して行くときにも様々な松が続きましたが、最近は害虫の被害で他の木への移行が考慮されているという話も聞きました。
こうした韓国中に多い松の木ですので、同じ常緑の針葉樹の‘樅の木’と対置できる木としてバービー・キムシの《松の木》があるのだな、と自分なりに勝手に思っておりましたが、何故インソン君がこの歌を取り上げたのか、その理由のひとつと思われるあることを帰国してから知りました。
それは、一年中青々とした松、この常緑の樹木の元気な様がこれから入隊する若い青年たちに喩えられて、韓国では《松の木》が入隊の時によく歌われる、ということです。
こうした背景もあってこの歌を歌っているのかな、と思いながらインソン君の映像を見ると、ますます胸がいっぱいになってしまいます。
バービー・キムシの歌う《松の木 소나무》ですが、YouTube♪に君子ファンミで歌うインソン君と共にUpしてくださったChemisung様には、何度御礼を申し上げても足りません、いつも自分では探し出せない映像をありがとうございます。
そしてまだ続きます。
これも今頃になりましたが、4月6日入隊の日のインソン君の報道写真を集めておりましたので、インソン君にとっても一生に一度のこの日のお姿を、後れ馳せながらスライドショウにしてみました。自分的に松の木=入隊するインソン君ということです。
私の場所からは見ることができなかった‘敬礼するインソン君’から始まります。
<付録>
下は韓国版《白い巨塔》の《松の木》が流れる場面ですが、勿論バービーシの歌です。日本版《白い巨塔》を何故か新・旧版両方観た私ですが、キム・ミョンミンシのルックスは財前五郎に合っていると思います(ミョンミンシの出演作ひとつも観たことないですけど)。
ミョンミンシは百想芸術大賞TV部門の主演男優賞受賞者でしたね(ベートーベンウイルス)、ジンモシとご一緒の2ショットが思い出されます。
《白い巨塔》OSTのサイトに、ルビ付きの日本語訳がありました。
<소나무 松の木>
トゥ ヌヌル カムミョン ソンミョンヘヂョヨ
두 눈을 감으면 선명해져요
ふたつの目を閉じれば 鮮やかになるよ
クムギルル オガドン プルン ク キリ
꿈길을 오가던 푸른 그 길이
夢路を行きかっていた青いその道が
ヘッサリ サルミョシ ネリョ アンヂュミョン ソリ オプシ ウスミョ プルロバヨ
햇살이 살며시 내려 앉으면 소리 없이 웃으며 불러봐요
日差しがそっと落ちたら 声なく笑いながら呼んでみて
ソナムヤ ソナムヤ オンヂェナ プルン ネ ピッ
소나무야 소나무야 언제나 푸른 네 빛
松の木よ 松よ いつも青いお前の光
ソナムヤ ソナムヤ ピョナヂ アンヌン ノ
소나무야 소나무야 변하지 않는 너
松の木よ 松よ 変わらないお前
パラミ イェギヘヂョッチョ チャムシマン ヌヌル カムミョン
바람이 얘기해줬죠 잠시만 눈을 감으면
風が話してくれたよ 少しの間だけ目を閉じれば
イッコ イットン プルンビッチュル オンヂェナ ポル ス イッタ
잊고 있던 푸른빛을 언제나 볼 수 있다
忘れていた青い光をいつも見られる
マニ ヒムギョウル テミョン ヌヌル カムゴ コロヨ
많이 힘겨울 때면 눈을 감고 걸어요
とても手に負えない時には 目をつぶって歩いて
ソン ネミルミョン タウル コッ カタ ピョナンゴル カ
손 내밀면 닿을 것 같아 편한걸 까
手を差しだしたら触れそうで ゆったりとしているのか
セサン クッテソ マンナン ポリョドゥン ネ クムドゥリ
세상 끝에서 만난 버려둔 내 꿈들이
世の果てで出会った捨てておいた私の夢が
アヂク ナルル トナヂ モッテ
아직 나를 떠나지 못해
まだ私を去れなくて
ソナムヤ ソナムヤ ピョナヂ アンヌン ノ
소나무야 소나무야 변하지 않는 너
松の木よ 松よ 変わらないお前
パラミ イェギヘヂョッチョ チャムシマン スムル コルミョン
바람이 얘기해줬죠 잠시만 숨을 고르면
風が話してくれたよ 少しの間だけ一息を整えたら
ソヂュンヘットン サラムドゥリ オヌセ ギョテ イッタ
소중했던 사람들이 어느새 곁에 있다
大切だった人達が いつのまにか傍にいる
ソナムヤ ソナムヤ オンヂェナ プルン ネ ピッ
소나무야 소나무야 언제나 푸른 네 빛
松の木よ 松よ いつも青いお前の光
http://www.utakan.asia/word/bobby/sonamu.html
http://www.koretame.com/whitepower/2008/03/ostj.php
<付録の付録>ウィーン少年合唱団の歌う《樅の木》です。
インソン君が此処で入隊のご挨拶をした、空軍記念碑の植え込みの松の木です。
以上、君子で歌うインソン君をどうしても載せておきたくて、思いがけずの展開の長文になりました、お読み下さいました方には有難うございました。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment