2008-09-01
ポン・ジュノ監督のこと
9月になりました~今日は暑そうです。
さて、日々のルーティンの最重要課題がネットサーフィンであるとは以前書いたことですが、 こんなことばかりでもなー、と、も少し外にも目を向けようと思っていたところ・・・
出先で看板を見かけ、ラジオで監督のインタビューも聴いて印象に残っていた映画=《TOKYO!》のことを思い出して、行ってまいりました。
場所は渋谷のCINEMA RIZE 、好きなミニシアターです。
《TOKYO!》はミシェル・ゴンドリー×レオス・カラックス×ポン・ジュノ=3監督による各30分のオムニバス=東京三部作で、キャストやスタッフは日本映画界の個性的なメンバーが参加、観てよかったと思いました。
ナイスなサイトで↓、カーソル移動でいろいろ分かります。
http://www.tokyo-movie.jp/
↓
なので細かいことは省略で~す。
3監督とも負のストロークで東京を捉えてはおりますが、その眼差しは悲観的なものではなく共感の得られる内容で、就中ポン・ジュノ監督による<シェイキング東京>は、‘ ひきこもり ’と‘ 地震 ’がキーワードの素敵なラブストーリーで、ひきこもり11年目に突入の香川照之とひきこもり初期症候群の蒼井優、この2人がとても良かったのと、‘ 赤 ’という色が印象的でした(全員監督のオファーによるキャスティング)。
それで、寧ろここからが本題なのですが、ヤスミンはこのポン・ジュノ監督について、ラジオの声からしていいな~と思っていましたので、この際他の作品も観てみようかと調べてみると、2006年の映画=《グエムルー漢江(ハンガン)の怪物ー》が韓国歴代動員史上1位を獲得し、同年のカンヌ国際映画祭はじめ世界各国の映画祭でも絶賛されたとあったので(日本ではいわゆる怪獣映画を期待されたためかイマイチだったようです)、即行TSUTAYAにてレンタル、速攻観たのでした。
http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/guemuru/
よかったです、この↑映画、米医療機関によるホルムアルデヒドの大量投棄で漢江に怪物現出!この怪物グエムルに身内が犠牲になったパク家の、それはそれは壮絶な家族愛の話なのですが、物凄く怖わおもしろく、怪物の動きも美しい映像、で、ペ・ドゥナさんがアーチェリーで怪物を狙うのが奇想でないことも、この度のオリンピックでの知識(韓国はアーチェリーが強く盛んであるということ)のお蔭でよく理解できたり~、また主役のソン・ガンホシはじめ出演の皆様も素晴らしく、オススメできるパニック映画でした(尚、怪物のモデルは<シェイキング東京>にも出ていた竹中直人さんだとか=ジュノ監督のお気に入りなのだネ)。
それでポン・ジュノ監督を検索してみましたら、あら↓こんな記事が。
http://www.chosunonline.com/article/20080512000038
《YOKYO!》がカンヌに行ったのですね(関連記事↓です)。
http://www.varietyjapan.com/features/cannes2008/vjsp/2k1u7d000004xvgq.html
そのカンヌでは韓流の招待作《いい奴・悪い奴・変な奴》が話題に。
http://www.cinemacafe.net/fes/cannes2008/
でも上の記事のうちヤスミンが一番驚いたのはハ・ジョンウシのこと。
ヴィム・ヴェンダースとのキャスティングに関する打ち合わせに備えている!
あの《マドレーヌ》のヤスミン言うところの‘ イケてない元彼 ’ が・・・
ハ・ジョンウ、他の作品も観てみよう、確かに味はあるもんね。
そして、if, インソン君+ポン・ジュノ監督 or ヴィム・ヴェンダース・・・
どんな映画になるかな~
そう、ヴィム・ヴェンダースって《マドレーヌ》に出てきたロードムービーの・・・
と、果てしなき妄想に入る前に、映画の感想文を終わります。
さあ、インソン君もカンヌ、またはヴェネチア、それともベルリン
夢ではないですよね~
もう9月、《霜花店》追い込みで頑張ってるよ・インソン
目を外にとか言いながら、いつも通りのヤスミン、でした~
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2 comments:
グムエルとかオールドボーイとかクムジャさんとか興味はあるのですが、怖くて見れません。(ホラー×なので・・・)
そうですか、やっぱり話題になっただけあっていい映画だったんですね。
きぃくんへ
グエムルはよかったですよ。ホラーとなってますけれど正確にはパニックもので、大変楽しめました、オススメです。
ポン・ジュノ監督のセンス、私は好きです。
騙されたと思って是非ご覧くださいな。
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