チョナン・カン2のジンモｼ＋《霜花店》の感想を少し

＜チョ・ナンカン２＞での、５分間ほどのチュ・ジンモｼのインタビューTV画面の様子です。

ご案内では2/6（土）の25:35～50ということで、昨夜その時間頃には丁度前のページの日記の修正中につき、見逃してはとテレビを付けたままにしておいたのですが、いっこうに始まらず。

また間違えたのかと心配しましたが、深夜２時１５分から始まりました～サンウさんの特集でびっくり、サンウさんは少し痩せてお若くなってました♪

以下、チョナン・カンに紛れて、昨日《霜花店》を見て思ったことの一部を少し書いてみました。


上の＜チョナン・カン２＞のインタビューでも、短い時間の中でジンモｼ扮する王様とホンニム=インソン君との性愛場面についての質問がありましたが、《霜花店》という映画は、韓国で封切り前に＜１９禁＞の場面が期間限定でHPに公開されるなど、同性愛＋破格の濡れ場を作品のキャッチコピーのひとつとしていることは確かです。

でも、興味本位で見たとすれば実はすごい映画で驚くのが《霜花店》、男女の愛のみならず、それを超えた人間の深い深い愛が、これも深い悲しみのうちに堀り下げて描かれております。

言葉も解らず韓国で見てきて以来見る度に新しい発見があり、一番最初はチュ・ジンモｼの圧倒的な演技に目がくらみましたが、くらんだ目も少しずつ見えるようになり、今は、自分がインソン君が好きだからという贔屓目でなく、インソン君も本当に素晴らしいと思っております。

１年前の今頃は大量の《霜花店》関連の記事やインタビューが出てきていて、毎日追いつくのに大変でしたけれど（懐かしいﾃﾞｽ）、それらを思いだしてみると、ユ・ハ監督はとにかくインソン君が大好きということ。

監督の奥様が《春の日》の光ファンであったことから監督はインソン君の存在を知り、《ラブストーリー》を見てみたら演技はまだ、だったけれど、会ってみるとまるで（ギリシャ神話の）アドニスのようで、顔は今まで見た中でいちばんカッコイイ・・・


ということで、監督様はインソン君に人柄的にも一目惚れ？して（この部分は私の独断的推測です） 《卑劣な街》を撮り、続いて青春の儚さのようなものをテーマに《霜花店》が構想されるわけですが、最初「 宦官を演ってみるか 」とインソン君に打診すると「 いやぁ 」とか言いつつも「 演ってみます 」との返事があり、濡れ場については監督自身必然と考えるものの、「 CFのニンフをあそこまで剥いてしまってよかったのかと眠れなかった 」とインタビューで仰有るなど、ユ・ハ監督にもいろいろ葛藤があられたようです。

その濡れ場について、ユ監督は《ラスト,コーション》や《ブロークバック・マウンテン》、また《愛のコリーダ》etc.を参考にされたかもしれませんが、《霜花店》の王妃とホンニムの破格の濡れ場は頗るリアルなのに生々しさがなく、そのかわりに今までに見たことのないような映像美があり、それも‘ 東洋人ならでは ’の美しさだと思うのですが、インソン君を監督としての目で知り尽くした（←多分）ユ・ハ監督が、単なる自己満足などでなく純粋に、20代最期の美しいインソン君をフィルムに納めておきたくもあったのでは、と私は勝手に想像しております。

それにつけても、インソン君もソン・ジヒョさんも監督を信じて、本当に果敢に頑張ったと思います（ジヒョさんのご両親は《霜花店》を御覧になっていないそうですが、もしかしたら御本人には言わずにそっと見ておいでかも）。

ホンニムとヨンタプシルリ（王妃様）という、若い二人が誰も止められない悲劇的な青春のエネルギーをぶつける《霜花店》の破格性愛場面には、今となっては涙すら覚えます。

インソン君は、「入隊して２年経ったら《霜花店》はもう遠い昔のことのように思えるでしょう」と話されておりましたが、インソン君にはそれはそれはいろいろな想いでホンニム役に臨まれたことと思います。

今、入隊を控えた俳優さん方が、わるい意味でなく留守を前に忙しくいろいろな作品に出ていらっしゃいますが、インソン君はすごいですね、《卑劣な街》のあと入隊まで結局《霜花店》１本で通して、予定通りかもしれませんが少しは成り行きも手伝って、空軍に現役志願、《霜花店》というキョーレツな作品を残して、鮮やかだったと思います。



いつのまにかインソン君について語ってしまいましたが、《霜花店》をまた見に行く予定でおりますので、王様についても感想を書くことができたらと思ってマス☆




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