2010-03-14

《霜花店》特筆メモ=最高の名場面


3月も半ば、三寒四温の日々ですが、今春は《 霜花店 》のロングランで嬉しい限りです♪
今日は監督と主演俳優が<最高の名場面>として寄せたコメントを特筆メモとしました。

これまでただ記事の出るままに書き留めてきた《 霜花店 》のニュースですが、今こうして引き寄せて再読するのも無意味なことではないような、なんちゃって、4人がご推薦の各場面に謹んで心して、改めて《 霜花店 》を観てみたくなりました。


《 霜花店 》 監督と俳優が直接選んだ最高の名場面

提供:Showbox/Mediaplex,Inc.,United Pictures &Opus Pictures. 脚本 / 監督:ユ・ハ

300万人突破秒読みに入って行った映画 《 霜花店 》のユ・ハ監督と主演俳優が直接お薦めした映画の名場面が公開された。

華やかな高麗文化の再現、迫力あふれるアクション、水準の高いベッドシーンなど、盛りだくさんの名場面が観客たちの目を捕らえている。そうであるなら、《 霜花店 》を演出したユ・ハ監督と、主演俳優各自の思うハイライトシーンは何だろう?


*柳河監督の名場面=最後の決闘シーン!

《 霜花店 》を演出したユ・ハ監督が選んだ最高の場面は、王とホンニムの火花散る剣術が繰り広げられる最後のシーンだ。ユ・ハ監督は、一番激しく撮ったから愛着がたくさんある、と推薦理由を明らかにした。


決闘シーンを撮影する当時、落馬事故で肩に負傷を負ったチョ・インソンが肩をほとんど使う事ができない状況であったので、俳優と監督皆で悪戦苦闘しながら撮った。ユ・ハ監督は、チョ・インソンが最善を尽くした闘魂が輝く名場面、と言いながら薦めた。

*チョ・インソンの名場面=王と護衛武士ホンニムの再会シーン!

主演俳優チョ・インソンは、王と護衛武士ホンニムの再会シーンを一番印象深い場面として挙げた。代理合宮以後、疎遠だった王とホンニムがまた会って懐抱を解くが、(二人の)間が以前のようではないことを感じるようになるシーン。


何事もなかったように普段のように行動する王と、その横で寂しいほほ笑みを含んだまま向い合った護衛武士ホンニムの、ぎこちない感情がよく表現されて記憶に残る、と言う。登場人物の心理が纎細に表現された重要な場面だから逃がさないよう、という言葉も付け加えた。

*チュ・ジンモの名場面=ホンニムの裏切りを目撃する書庫のシーン!

《 霜花店 》で高麗の王に扮したチュ・ジンモは、王后とホンニムの私通を目撃して王が怒るシーンを名場面として推薦した。


ユ・ハ監督の指導で節制された演技をしてきたチュ・ジンモは、初めて感情を外に爆発させる場面なので演技が容易だと思った。ところがむしろ表出させる感情をつかみ取れなくて、大変苦労したと言う。宿所に入って一人で涙を流すまでしたほどに、俳優人生の中で一番苦しく撮影したシーンであったと伝えた。

*ソン・ジヒョの名場面=王后がホンニムに霜花餅を与えるシーン!

王后ソン・ジヒョの思う名場面は、代理合宮をきっかけにホンニムを愛するようになった王后が、母国の元国の風習に倣って情人であるホンニムに霜花餅を渡す場面。


ユ・ハ監督が『 七月七夕の日 霜花饅頭を食べれば情人になる 』という我が国の俗説に霊感を得て設定した場面だ。

ソン・ジヒョは、たとえ演技でも、王に愛されることがない王后のキャラクターに感情移入すると、その間は寂しさをを感じた、と。しかし王后が女人として幸福感を感じるようになった場面である、<霜花餅>の場面の撮影の時の感懐は特別だった、と明らかにした。

《 霜花店 》は元の抑圧を受けた高麗末期、王の護衛武士と彼をことさら寵愛した王、そして政治的陰謀に巻き込まれて彼らの間を塞ぐようになった王后の、禁じられた愛と裏切りが作り出した運命の代書史劇。チョ・インソン、チュ・ジンモ、ソン・ジヒョ主演、ユ・ハ監督が演出した 2009年興行大作《霜花店》は劇場で絶賛上映中だ。

[出処:Showbox / Mediaflex]
http://media.daum.net/press/view.html?cateid=1065&newsid=20090115103303881&p=newswire
http://nownews.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20090115603001



最後の決闘シーン、何度観てもすごいです~~そして悲しすぎ。。。
インソン君には肩の負傷は全快されたでしょうか、どうぞ気をつけて油断せずにお過ごしください。




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2 comments:

きぃくん said...

映画を見るまではあまり詳しい内容は知りたくなかったので、再掲載はとても嬉しいです。多謝。
それぞれの見所シーンをもう一度見直してみたいと思います。
インソン君お勧めのシーンは私の勝手な解釈よりもっと深い意味があったんだなと興味深かったです。

Jasming said...

きぃくんへ♪

コメントをありがとうございます。

私はこの記事の内容が念頭にありましたが、再読してまた改めて見直してみたいと思いました。

韓国でM女と初めて《霜花店》を見た日、二人で「インソンさんは王様とのお琴の場面の表情がいちばん良かったね」と感想を言い合ったことを思い出しました。懐かしいです。