2009-01-27
歌謡・雙花店についてⅡ
歌謡《雙花店》についてです~
以前このblogに《雙花店》を作者未詳の高麗俗謡とする天理大学・岡山善一朗教授の論攷を載せたことがありますが、その後ジンモシのインタビュー記事から、昨年学会で新しい学説が提出されたことを知りました~下の記述はそれと関係あるのかもしれません。
'쌍화점' (高麗歌謡)[雙花店]出処:ブリタニカ関連タッグ
高麗歌謡,文化
高麗忠烈王の時作られた高麗歌謡.
当時の退廃的で乱れる性倫理を露骨的にそう歌った歌だ.
作者·連帯未詳と伝わったが〈高麗史 楽志〉に積まれている〈三長 三蔵〉という漢訳の詩がこの作品の第2節と内容が同じで連帯が明かされるようになった.
皆4節で成り立っているし歌対象によって職人変わる.(【】内は岡山説)
刺身回父【=蒙古人】,三蔵寺の社主【=仏教】,井の竜【=竜は王室】,居酒屋の主人【=官吏】などが話し手である女を誘惑して不倫の関係を持ってそのうわさを聞いた他の人々が '私もその所に寝に行く'と言うという内容だ.
'쌍화'サングファは饅頭のようなことなのだが刺身回父,すなわち西域の方から来たイスラム教徒がサングファゾムという饅頭店を開いていたことが分かる.
この作品に対しては当時流行った俗謡で見る見解と〈高麗史〉に記録された承旨オザム(呉潜)または宮廷の多くの人による創作物で見る見解がある.
忠烈王は宴楽を楽しみ遊蕩したが石泉補·石泉頃·オザムなどによく歌を作るようにしたと言う.
当時社会の混乱の中で退廃的な性倫理を皮肉った俗謡があったが彼らが王の趣向に合わせて改作した可能性もある.
この作品は多くの登場人物がいて,取り交わす式の本社説とリフレーンの配置で見て演劇的な性格が強かったはずだという意見もある.
記録によれば全国で抜かれた芸者たちが男装をして男装別隊を成してオザムの指揮で忠烈王の前でこの歌をシナリオに演技したと言う.
〈楽章家事〉に専門が伝えて〈大楽後譜〉には社説がちょっと変わって余響が簡単になって3節まで積まれている.
〈時用郷楽譜〉に〈サングファゴック〉という名前の漢訳の詩が楽譜とともに伝えるのに〈大楽後譜〉の物とは楽譜と内容が全然違う.
この歌は朝鮮成宗の時男女相悦之詞 または淫事(淫辞)と言って排斥を受けたりした.
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