2010-08-29

東京島+


また昨日のことになりますが、この暑い中、昨8月28日公開の映画 《東京島・舞台挨拶》 に行ってまいりました。


《東京島》

監督: 篠崎誠

出演:木村多江、窪塚洋介、福士誠治、柄本佑、木村了、鶴見辰吾

原作: 桐野夏生
脚本: 相沢友子
製作国: 2010年日本映画 
公開: 2010年8月28日公開
上映時間: 2時間9分
配給: ギャガ

公式サイト →☆




*初日舞台挨拶 於・新宿バルト9 / 福士誠治、木村多江、窪塚洋介、篠崎誠監督

→☆

木村多江さんは最近バラエティとかテレビで何度かお見かけしましたが、実物の方が数等魅力的な女優さんで、映画の中でもすごい美貌☆窪塚君は相変わらずの小顔に軽装で、途中サングラスを外し、シャツの裾をちょっと持ち上げて、元祖腰履きのお腹と紺色系絵柄アンダーウエアを見せてくれる、というファンサービスなども~その間30秒...

舞台挨拶の後のフォトセッションでは、私共観客も上の写真のように水色のシャカシャカする房を持ち指定のポーズをとることになり、結構な数の取材陣によるムービー撮影にもあずかりました。

うちでは猫たちが・・・


エルメスが邦画と初コラボ、ということで、正方形のスカーフ = カレをはじめ、ヒロイン清子の身の回りのものは多分殆どがエルメス社製で、フランスの洗練されたビビッドなリゾートカラーが無人島の景色に映えて、とても素敵でした (ラストの都会での清子の装いも佳いです・ネタバレ?)。


映画自体は、これはもう木村多江さんのための映画と言って過言でなく、この女優さんについてはこれまで少々暗めの目立たないタイプのように感じておりましたが、この度全く認識を新たにしました。

実年齢39歳の彼女は43歳の清子として、漂着した無人島で23人の男を相手にいかにも女ぽく、また場合によっては頗る男ぽくタフに生き抜く女性を力強く演じておりますが、冒頭常夏の無人島で毒々しい縞ヘビを捕らえて捌くシーンと、ラストの対照的な冬のシーンとに、清子のしたたかさが凝縮されていて、木村多江さんは声や話し方も独特にして、カッコ良かったです。

窪塚君演ずるワタナベは風変わりでストイックな、彼らしい役どころで、原作のワタナベにも興味が湧きますが、まぁ映画は映画、地図を食べるところが良かったかな →☆

他にはイラン人のサヘル・ローズさんの、落ち着いたしっとり感や現実味が良かったと思います。

あと 『黄色いサクランボ』 は全コーラス必要だったのかと思ったり、全体に作りは軽めでしたが、「何がハッピーエンドかは自分で決めるわ」、という清子の言葉がキーワードかと思いました。




                         ◆◆◆



こちらのお三方も、島でいろいろあった末、「ハッピーエンドは自分で決める」 を実践☆




今日たまたま、コ・ヒョンジョンさんのニュース記事が出ていて、上の三名様と関連しました。

記事の内容は、共演の男優さん方=インソン君、チョン・ジョンミョンシ、キム・ナムギルシ等に次々入隊の礼状が・・・というものですが、これは年下の素敵な男優さんとの共演が多いということで、お幸せなこと。

この度のヘアスタイル、お似合いですネ。
→☆


《春の日》、いま BS11でノーカット放映中だそうですね (15:30~16:45)、見てみなくては。




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3 comments:

きぃくん said...

これちょっと興味があったんですけど、行かれたんですね。窪塚君も出てたとは知りませんでした。

木村多江さんと言えば、リングのオバケ役とファブリーズのCMくらいしか知りませんが、本人は凄くサバサバした男性っぽい性格のようですね。

レンタルで出たら見てみたいと思います。

きぃくん said...

↑訂正です
男性っぽい人は別の人と勘違いしてました(汗)
凄く芯が強い人だそうです。

Jasming said...

きぃくんへ♪

クボヅカ君御出演映画、ということだけでチェックしてましたので、木村多江さん主演ということを前日知ったという不埒者の私。

その私は木村多江さんを「大奥」とか2時間ドラマ等の薄倖な女性として知っておりましたが、今日本屋さんに彼女が表紙の女性誌が2冊、これからブレイクかもですね。

レンタルの暁には、エルメスの清子、と思って御覧ください、草食系とやらの男たちはどうも・・・