2009-02-07

《霜花店》コラムⅠ


《霜花店》が書評に登場しておりました~

◆霜花店, はでなロマンス, そして異邦人 "韓半島単一民族は神話に過ぎない"◆


[ブックデイリー] このごろ映画 <霜花店>が人気だ. チョ・インソンとチュ・ジンモというハンサムな俳優のせいだろう.破格的なベッドシーンのためだろう.特に女性たちがたくさん見るようだ.若者達はたぶん雙花店を映画と連関をつけるが,年を取った人々は'歌'を連想する.

雙花店は高麗時代俗謡で,<高麗史>'悪地'に積まれている.よく男女相悦之詞と表現されるはでな内容だ.当時の退廃的な性倫理がよく現われている. 映画霜花店は'歴史を搖るがしたタブーの愛'と言うコピーをつけている.したがって高麗時代,はでで離脱されたロマンスという点では共通コードがある.俗謡雙花店は次のように始まる.

"雙花店にサングファ(雙花) 社だと仮苦辛, 刺身回父私の損耗文神様よだ."

上の歌詞をこのごろの言葉に変えれば "雙花店に餠を買いに行ったら,刺身回父が私の手首を握った."と言う意味だ.'刺身回父'と'サングファ(雙花)'と言う単語が目立つ.刺身回はイスラム人で,サングファはイスラム式餠を意味する.したがって高麗時代にサラセンがもち屋を運営していたし,その家に餠を買いに来た女の手首を取ったという内容だ.このごろで言わばトルコ人がケバブ屋をソウルで運営している式だ.

世界化時代の今ソウルみたいな大都市は数多く人種が住んでいる.外国飲食店運営も易しく受け入れることができる. ところで約 700余年前の高麗言葉に外国人, その中でもとても遠い国であるサラセンが開京でもち屋をしたという事実は易しく信じられない.


しかし人間の歴史で見ればホモサピエンスという存在はより良い生の条件を捜して絶えず移住をした.最初のホモサピエンスがアフリカ東部で生まれて全世界に移動したと知られている.これはより良い生を暮そうとする欲望から始まったのは自明だ.雙花店を運営した刺身回人も多分そんな理由から高麗へ来なかっただろうか.それなら韓半島にもこのように絶えず移住民たちが入って来たと思うことができる.

歴史がイフィグンの<私たちの中の彼ら,歴史の異邦人たち>(너머ブックス.2008年)は三国時代以前から韓半島に入って来た移住民たちの歴史を見せてくれている.

中国を最初に統一した秦始皇帝は大大的な土木工事をした.ところでむりやりに進行された土木工事と暴政でよって人々が秦を発って韓半島南部まで移住したし,これらが辰韓を建国したと中国の士庶人<三国志>に出る.また濃い交代期に数万人が古朝鮮で移住したと記録している.

競走怨声王陵にある武人席を見れば目鼻立ちが私たちとはとても違う.また服装やヘアスタイルも同じなのに,アラブ人の形象だと推正している.すなわちアラブ人たちが新羅へ来て武人で活動したという証拠であるかも知れない.処容絵や処容脱衣姿も私たちと全く違う.処容の正体に対して学界で論難があるのに,処容がアラブ人だと見る学者たちも多い.

朝鮮時代白丁は賎民を意味した.これらは屠畜を主業にしながら狩り,伎芸,遺棄及び皮製品の製造と販売に携わったと言うのに,これらはひどい差別を受けた.ところで白丁集団は高麗時代キタイである,モンゴル人など北方遊牧民たちが韓半島に入って来て農耕に携わらないで遊牧人の生の方式を行って韓半島に定着したというのだ.彼らによって肉食が普及されたし,また我が社会の食生活文化に大きい影響を及ぼしたと言う.

こんなに外国から入って来て韓半島に定着した人々の数はよほど多かったはずで,彼らは今韓半島に居住する多くの人々の先祖であるでしょう.‘韓民族が単一民族だ.’という言葉はもうその意味を忘れてしまった. すなわち単一民族は単純にイデオロギー的な意味を持っていただけだ.

朝鮮時代の白丁集団のように北方移住民たちは韓半島で差別を受けた.多分その集団が大規模だったし力があったら彼らが主類として活動したが,彼らはそうではなかったから差別の中で大変な生を営んだはず.実際見知らぬ者に対する境界は動物の本能的な行動だ.

今韓国では多文化家庭という言葉が存在する.結婚相対者で私たちより住む事ができない国で花嫁を収入(?)真書家庭を立てた家が多くなっている.またコリアン差し上げることを夢見て勤労者に生きて行っている人も多い.やはりこれらも差別を受けている.私たちより住む事ができない国出身だと彼らを差別しても良いことか? そして彼らを差別するのが人間の本性だから私たちは過ちがないことだろう?

逆に立場を変えて考えて見よう.韓国人がアメリカやヨーロッパのように富裕な国へ行って住む事ができない国から来たという理由のため差別を受けたら利刀当然受けなければならないでしょう.白人たちによる有色人種差別を受け入れたくなければ,私たちも私たちより住む事ができない国から来たという理由で彼らを差別してはいけないだろう.

‘我が民族は単一民族’というイデオロギーは排他的な‘異邦人嫌悪症’を作った.私たちもこの韓半島に異邦人で入って来たにもかかわらず,早く来たという理由一つで態度を使う乳児的な行動を見せることではないのか... この本はこの時代私たちは韓半島で生きて行っている他の私だと人と平和に共存しなければならないという事実を悟らせる.

[ブックデイリー 2009年 01月 29日 (木) 16:35:22]
http://www.bookdaily.co.kr/news/articleView.html?idxno=8275


                      ◆


今日、カーラジオで聴いて一発で気に入って、久し振りにJ-POPのCDを買いました~
河村隆一の<Heroine>、シングルCD1枚+プロモDVD1枚のセットで、ごくフツーのバラードですが、出たばかりだったらしくポスターまで付いてきましたよ。
隆一サンは少し太って少し年を取っておりましたが、相変わらずのナルシスト振りと派手な高音どちらも健在で、首の黒子がやっぱりス・テ・キでした~♪




No comments: