2011-03-27

インソン君のインタビュー記事=空軍<共感>


兵務庁ブログサイト<青春礼賛>より~

空軍ブログ<共感>に掲載の、インソン君のインタビュー記事が紹介されておりました。





転役を控えたチョ・インソン兵長インタビュー

2011.03.21 17:08
http://blog.daum.net/mma9090/2787


軍入隊後第7代兵務広報大使として活発な活動をした、空軍チョ・インソン兵長に関する空軍ブログ 『共感』 のインタビュー内容です。

空軍軍楽隊兵士、兵務広報大使として、堂々とした兵役履行の模範となったチョ・インソン兵長に心より感謝の気持ちを伝えて、空軍ブログ 『共感』 のインタビュー内容を紹介します。

- チョ・インソン兵長のし終えることができなかった話は 空軍ブログ 『共感』 -

やや暖かい春の日の日差しが映る午後、部隊正門に入った。 突然2年前が浮び上がった。

去る2009年4月6日、人気絶頂の俳優であったチョ・インソンは世間の注目を浴びて空軍教育司令部に入隊して空軍兵士として軍服務を始めた。

空軍軍楽隊の一員で多様な軍関連行事で司会士として空軍を国民に知らせる役割を誠実に履行してきたチョ・インソン兵長には、軍生活を22ヶ月程度終えた通常の兵士と共に、いつのまにか軍服務を美しく仕上げてきて社会適応を準備する時点が近づいたのだ。

去る1月27日、チョ・インソン兵長は兵務庁から感謝牌を受けた。

兵務広報大使として兵役が誇らしい社会を作るために努力したし、特に有名芸能人として兵役を積極的に履行して、私たちの社会に大きい手本になることはもちろん、兵役義務者の自発的な兵役履行風土拡散にも大きく寄与した功労を認められたためだ。

彼において近付く5月4日は、軍服務を始めて正確に24ヶ月29日が経過した日だ。

「勤務日数一日の差で休暇を一日更に受けることができなくて絶望感と背信を感じた」 という(笑)
チョ・インソン兵長にその日は空軍として服務する最後の日でもある。
チョ・インソン兵長に会って空軍軍楽隊員で服務してきた軍生活の話と、スターと空軍が美しく同行するところに対して聞いてみた。




Q. 除隊までどれくらい残ったのか

A. 今日付で(2月22日基準)約71日残りました。 除隊をすることになればまた俳優に戻って俳優としての存在感とアイデンティティをまた持つことができることを期待します。

Q. 今兵長5号俸ならば以前に比べ月給も大きく上がっただろうが、月給を主にどこに活用するのか

A. 十万ウォンを少し越えます。 月給が愛国カードにすぐに入金されますから、通帳残高がいくらなのかはよく分かりません。ところで入隊後決して家でお金を貰って使ったことはありません。純粋に私の月給をもって生活をしました。

あまりにも感謝するようにファンの方々が色々なおやつを送って下さって、軍楽隊員たちと共によく分け合って食べています。この機会を借りて、ファンの方々に心より感謝申し上げます。

Q. BXで最も好んでいつも食べるおやつは何か  
  (BX=base exchange 基地売店・物品販売所)

A. 先立って言及したように、ファンの方々が食べ物を豊富に送って下さってBXへしばしば行く方ではないですが、蒸し暑さの中で練習後に同僚たちと共にアイスクリームを楽しんだし、冬には暖かいコーヒーが記憶に残ります。

同僚たちとこのようにわずかだが大切な思い出を作りました。初めて入隊した時、チェ先任がスナックバーへ連れて行ってくれて、頑張れと応援してくださったことが今も記憶に残ります。

Q. 軍生活の中で最も活躍素になったガールズグループがあったとすれば

A. 社会にある時はガールズグループに対して関心が多いほうではありませんでした。どうしても軍にいるとガールズグループ関連の質問をたくさん受けることになります。

私もやはりガールズグループを好きでないわけではないのですが、同じ質問を引き続き受けると誰かが好きでなければならないという強迫観念ができたりもします。実際特定のグループが好きというより、野外で同僚たちと汗を流して運動するのが大好きです。

勤務地に米軍基地が一緒にあるので、サッカーやソフトボールができる条件がとても良いです。良い環境で勤務できて本当に有り難く思っています。

Q. 二等兵に会えば、一番最初にする話は何か

A. 私は現在の軍楽隊で序列No. 3です。 しかし、実権者であった時期はすでに過ぎました。二等兵には最大限言葉を慎もうとします。

どうしてもその時は初めてで見慣れない環境で緊張をたくさんするほかないが、先任が話しかけることさえもストレスになるかもしれないという気がしました。代わりに新しく来た二等兵には、一人でなく私たちというものを感じるようにしようと行動で見せてあげるために努力します。

Q. 月刊 『空軍』 とブログ 『共感』 をしばしば見るのか

A. 月刊 『「空軍』 は空軍のどの部隊へ行っても見ることができてしばしば接したし、『共感』 は当直に立つ時たくさん見ることになります。

記憶に残る記事は月刊 『空軍』 2010年4月号に載せられた、空中給油期機に関する記事でした。空中給油機が韓国にはまだ導入されなかったと聞きました。

私もやはり空軍人です。どうしても航空機に対する関心が多くならざるをえません。2011年1月号に載せられたステルス戦闘機に関する記事もおもしろく読みました。次期FX事業で良い結果を結べばという念願が起こります。



Q. 自分をどんな先任、どんな後任、どんな同期と考えるか

A. 申し訳ない感情が先んじます。 先任たちには私が年上だから、どうしても負担になる面があった筈です。

同期たちは私の不足する部分を満たしてくれることのために、もっと多くの汗を流さなければならなかったでしょう。後任たちには更に配慮してあげることができなくて申し訳ないです。

私もただ軍楽隊の一員なのに、たまに不本意ながら公演後私がもっと注目されるようになる場合が発生して、同僚たちにすまない気がした時も多かったです

Q. 最近芸能人たちの自発的な軍入隊が続いている。 これに対するチョ・インソン兵長の考えは

A. 芸能人たちが自発的に軍入隊することは特別なことではなく、当然のことだと考えます。何人かの芸能人たちのかんばしくない事柄のため、国民が多くの憂慮を持っていることをよく知っています。しかし、そのように誤解されないと良いです。 大部分の芸能人たちはそのようには考えておりません。

忌避や回避をする人々はごく少数なのに、どうしても職業的特性上多くの注目を浴びているので、目立って映るのではないかと考えます。用心深く申し上げるが、‘性急な一般化の誤り’ ではないかと考えます。

芸能人という職業的特性上、軍入隊時期に多くの考慮事項があります。所属会社との既存契約関係もその考慮事項の中の一つです。そして、軍に行く前に何か成し遂げておいて行かなければならないという圧迫感のために時期が遅れるだけで、決して回避するのではありません。

Q. 入隊予定芸能人たちに軍先輩としてしたい話があるならば

A. 関心のない人々を捉えて敢えて話したくはありません。空軍に関心がある人々に私の話が伝えられたらと思います。どうしても軍生活は選択でなく、義務だから大変な部分があります。

補償心理も多く入るでしょう。しかし、国民の一人として、今この時でなければ国のために何かができる機会がないと思います。

Q. 空軍で対国民広報のために積極的に芸能人を募兵するならば、それに対してはどう思うのか

A. 率直に国防広報院と比較してみれば、空軍は競争力が落ちる部分があります。

服務期間の差は絶対無視することができない部分です。ある者は3ヶ月という時間が全体の人生でとても小さい一部分だと話すこともできます。しかし、芸能人たちには物理的な3ヶ月は、それ以上の意味を持ちます。業界の特性上、その時間ならば版図が変わります。 契約条件が変わって、編成が変わります。

そのような部分で空軍は更に新しい色で誘引策をよく立てなければならないと考えます。スターマーケティングは ‘0 or 100’ である部分があります。却って国民に拒否感を与えることができる部分もあります。 重要なことは商品が良くなければなりません。

一方的な広報は限界があります。 芸能人たちが軍隊に来てできるのは単にプラスアルファです。スターが主となってはいけないと考えます。多数の芸能人たちを募集することも良いが、他方へ目線を移して多様な広報コンテンツを開発すれば良いという考えです。

色々な才能ある人々を募兵して、一種の文化使節団を作るのです。空軍軍楽隊で生活しながら、文化芸術分野に才能ある多くの同僚たちに会いました。文化芸術系統は軍免除恩恵がとてもごく少数にだけ与えられると聞きました。残りはそうでないです。

身体を使う運動選手や楽器を演奏する音楽家たちに2年という時間は難しい時期になるでしょう。そのような美術、音楽、舞踊など良い才能を持った友人たちを空軍で募兵して、協業 (Collaboration) を通じて空軍だけの色が入れられたコンテンツを引き出すことができる環境を造成できるならば、これよりさらに持続可能で効果的な広報手段はないと考えます。また、私たちの社会一定部分に大きい寄付になることができると考えます。

公演の力は21世紀にも決して無視できません。こういう文化使節団をよく運営して軍将兵および軍家族たちのためにミュージカル、オペラ、各種文化公演をするならば、志気の盛り上げはもちろん、一種の文化的な寄付になることができると思います。

こういう好循環構造を引き出すならば自然にうわさが広まって、空軍に対する国民の信頼と自負心がより一層高まるだろうという考えです。




Q. 空軍軍楽兵をしながら最もやりがいがあった瞬間をいくつか取り出すならば

A. 空軍軍楽隊が将兵たちの士気高揚の助けになるために隔奧地巡回演奏をする時、空軍人として大きい自負心を感じました。 いろいろな所を歩き回りながら、あまりにも美しい所をたくさん見ることができました。黄柄山(ファンビョンサン)で眺めた夜景は、映画でも見るのが難しいほど素敵な姿でした。

また、俳優として活動した時期より、ファンの方たちと更に頻繁な呼吸ができて良かったです。映画作業に没頭することになれば作品が終わって2~3週ぐらいファンの方たちを訪ねるが、今は平均一月に一度、多ければ二回までファンたちと会う機会が多いです。

ファンたちの愛を直接体験できて嬉しいです。もちろん、俳優としての姿を見せることを望むファンの方たちもいますが、今の姿をより好きなファンの方たちも多くて、私もやはり嬉しいです。そして軍楽隊公演フィナーレ後観客の拍手を受ける時、その喜びを忘れることができません。

どうしても映画俳優は現場を感じるのが大変です。時々映画試写会時に観客たちを訪ねるが、結果だけ持って関係者たちと観客たちに評価を受けることになります。しかし、空軍軍楽隊ではライブの感動、そのすべての過程を直接みな体で感じることができます。実際にその舞台に立って直接聞いてみなければ、その感動を言葉で表現することは難しいのではないかと考えます。

Q. 除隊後、空軍での2年間の軍服務を周辺の知人たちにどのように話すだろうか

A. 私が現在着ている空軍略服で満たされるということは、着てみた人だけが分かるでしょう。本当に着ることを上手にしたと考えます。 これは自分の意志の問題と考えます。着たがる人が本当にその制服を着たらと思います。

北朝鮮の不法な延坪島(ヨンピョンド)砲撃が発生した時、F-15Kが延坪島上空に飛んでいました。空軍でなければF-15Kの威力がよく分からないこともあります。 しかし、空軍人ならば誰でも分かるでしょう。その時空軍が大韓民国領空にあったということ、それ自体が私には大きい安定感と空軍人という自負心を感じるようにしました。

2009年ADEX行事と2010年江陵(カンヌン)作戦行事再演の時に実際にF-15Kを見たことがありますが、その感動は本当に到底話せなかったです。空軍があって本当に大韓民国の領空が強固だという考えをたくさんすることになります。

Q. 今後の夢と計画は何か

A. 良い人になるのが夢です。 良い人から良い演技が出てくると考えます。実際に良い人というものに対して質問されるならばよく分かりません。軍入隊は私にあってそれを探す時間でないのかと考えます。

個人的にレオナルド・ディカプリオが好きです。 言葉で表現するのが難しいが、演技が非常に柔軟です。目つきが良いです。 今の時代の言葉で、上手な俳優であるようです。

除隊後一番最初に旅行に出発したいです。空軍軍楽隊員として全国各地を回って新しい経験をたくさんしたが、軍人の身分で生活してみたら入隊前より視野が狭くなったのは仕方ないという考えです。

良い公演と本をあまねく渉猟して、俳優としての素養を育てるために多くの時間を送りたいです。何時ある作品と役柄が入ってきても、常に準備されている俳優になりたいです。

できればすぐ作品を始めようと思います。 時期はいつがよいかは分かりません。どの作品を引き受けるかにより変わらないだろうかと考えます。ドラマならばもう少しはやく大衆に近付くことができることで、映画ならば少し遅れるでしょう。

Q. 最後に現役空軍将兵たちに一言を残すならば

A. 明哲保身するように願います。‘道理に明るくて分別力があって、適切な行動で自身をよく保全する’ という意です。5月になれば空軍を離れることになるが、どんな状況でも自分が引き受けた役割に最善を尽くす空軍将兵皆さんの姿を、除隊後にも期待します。


約1時間の間、チョ・インソン兵長は時にはウィットとユーモアで、時には熱弁を吐く真剣さでインタビューに応じてくれた。

席を終えて不意に投げた 「結婚はいつ頃するつもりです」 という質問に彼はしばらく慌てる姿を見せた。すぐ、「俳優としての使命の演技に負担にならない時期に結婚をしたい」 とし、演技に対する欲をよどみなく表わす天上俳優の姿を見せてくれた。

入隊後今までチョ・インソン兵長が見せた模範的な軍生活の姿は、他の芸能人たちにも示唆するところが非常に大きいだろう。空軍とスターとの美しい同行は終止符でない、また他の開始に向かって走って行っているように見える。


企画特集文. 編集室写真. 中士クァク・グンホ|傍浦(パンポ)社正訓公報室
2011.03.21 17:08




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