2008-12-23
《霜花店》レビューⅣ
《霜花店》についてのレビューです~
◆サングファゾム', 熱くて濃い肌の破裂音◆
'チン'といううわさはあったが予想をずっと飛び越えた.水準にだけ打とうとすると近頃出た忠武路商業映画の中で断然最高を誇る.このように映画'サングファゾム'の初印象は強烈なベッドシーンで始まった.
高麗末,同性愛者である王(チュ・ジンモの方)と彼の愛を独り占めしている護衛武士(チョ・インソンの方), 王から愛されることができなかった悲恋の王后(宋至孝分),この人が広げる三角ロマンスは品位の時代に咲き始めたタブーの関係という点で観客たちの目を捕らえる.
製作初期映画の広報はいちめん同性愛映画という点に焦点が合わせられていたが公開された映画を見たら男と男の愛程男と女との愛が核心である作品だった.特に男を愛するのが自分のアイデンティティと思った男が女が知るようになりながら経験する感情の混沌,そして男を経験することができなかった女が理性に目覚めながらひかれる欲情に映画は集中する.そして欲望,裏切り,妬みなど愛の後に病むようになる熱病のような感情を熱く解く.
身に対する所有欲と欲望は映画の全般を支配する.貪って盗み見してエダルアする情緒は俳優たちのリアルなベッドシーンを通じて観客たちの頭と胸を締める.柳河監督は三人の男女のお互いに向けた貪欲を極大化するために強いベッドシーンを何回も配置した.妬みに目がつぶれた男を心理を效果的に現わすためには '覗き'を選択したりした.
監督は映画のベッドシーンは'感覚の帝国'位強く取りたかったと言った.(大島渚監督の代表作で映画の3/2 以上がセックスシーンで満たされた映画, 日本封切り当時おびただしい波瀾を起こした作品=藤竜也主演の愛のコリーダのこと).本能によって応じる男女関係の間一髪を極大化するための意図だったろう.しかし'サングファゾム'の強盗は今このままも充分に強烈だ.初盤から息詰まるように俳優たちの肌で寄せつける.
しかし時代的背景を差し引いて,タブーを出入りする男女の関係を差し引けばこの映画が描いている葛藤はあまりにもお決まりだ.二人の男と一女の行き違った愛そして妬み,つながる破局まで.グランゾムで 'サングファゾム'はよく見て来たメロー映画の典型を脱皮することができなかった.'王の男'が思い出したり 'ラスト,コーション'を思い出したりすることはもう見て来たものなどに対する慣れからだ.
また'サングファゾム'で描く予見された悲劇が切々たるように触れないことは俳優たちの感情演技が不足真書ではなく話がすぎるほど典型化されているという点のためだ.
俳優たちの演技は期待以上だ.特に全身を捧げて熱演したチョ・インソンの熱情はチングチァンヘズルばかりする.花美男イメージを消費して来た青春スターが肉欲に包まれた男を演技したことは冒険に近い.自ら自分をくるんでいた幻想性を崩すことだからだ.しかしチョ・インソンの挑戦は成功的だ.童話の中王子様キャラクターに破りながら彼は初めて映画の中キャラクターホングリムに変わった.
チュ・ジンモやっぱり '愛'での粗悪さを脱ぎ出していっそう纎細になった感情演技をお目見えした.宋至孝は特有の中低音と講壇あったように見える目鼻立ちが王后のキャラクターと適切にきっかりあった.
'サングファゾム'の興行見込みはどうかな.製作コスト約80億ウォンが投入されたこの映画は下半期封切られた韓国映画の中で一番規模が大きい作品だ.史劇大作の成功した事例は'王の男'を除き珍しい.しかし 'サングファゾム'は全身を投げた花美男スターがいて破格的なエロチシズムがある.
不安要素なら2時間 20分の長いランニングタイムだ.特に結末を向けて走り上げる後半部は初盤の速度感に比べてルージュしたガムイイッダ.しかし記者試写会後ランニングタイムを減らすための編集に入って行ったと言ったらこの不安要素もどの位減るように見える.
2008年を飾る最後の韓国映画人 'サングファゾム'は来る 30日封切られる.
[スポーツソウル 金知恵記者 08/12/21 13:19 修正]
http://www.sportsseoul.com/news2/entertain/hotentertain/2008/1221/20081221101040100000000_6381486543.html
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